株価が9倍に高騰した例も──コロナ禍でのIPO人気と株高のワケ

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 6月26日に上場したECインフラビジネスのコマースOneホールディングスも、初値が付いたのが上場2日目の29日。公開価格の4.4倍の6970円だった。ITに特化したデザインビジネスを展開するグッドパッチは、上場2日目の7月1日に公開価格の4倍、2757円で初値、7月7日に上場したITエンジニア人材派遣などのBranding Engineerも3日目の9日になって公開価格の6倍の2920円で初値が付いた。


東証マザーズとNASDAQはすでに今年1月の株価水準を超えている

 3社とも東証マザーズに上場した新興企業だが、公開時点での時価総額は、フィーチャが28億1200万円、コマースワンが60億1800万円、グッドパッチが49億5000万円、Branding Engineerが25億1500万円と、いわゆる小型株。市場に流通する株式数が少ないため、ちょっとした売買の動きで高騰しやすく、また大きく下落しやすい。これから参加するには、そうしたリスクを覚悟しておく必要があるだろう。
 コロナ禍での株価下落などを受け、5月27日にTOKYO PRO Marketで上場したフィリップ証券を最後に、IPOはおよそ1カ月間途絶えていた。6月24日に3社が東証マザーズに新規上場し、再開する形になった。東証や大証などを率いる日本取引所グループによると、「東証などがコロナ禍でIPOを中止していたわけではないが、上場承認を取り下げる企業が相次いだため、結果的にIPOがない期間が生じた」という。IPOを待っていた投資家も多かったようだ。
 新興市場で、ここしばらくの話題の中心はアンジェス。大阪大学医学部の森下教授が創業、2002年に東証マザーズに上場した創薬ベンチャーだ。新型コロナウイルスのDNA型ワクチン開発で、にわかに脚光を浴びている。昨年は500円台から700円台で推移していた

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